【デザイン探索】夏っぽいデザイン

今回は「夏っぽい」デザインを収集して、どのような要素(エレメント)を取り入れているか、どのような色使いをしているかなどを探求して、どうすれば「夏っぽい」デザインになるのかをまとめていきたいと思います。

探索フィールドは、池袋周辺のデパートです。

いざデザイン探索!

それにしても夏で急に暑くなりました。キンキンに冷えた……

「お祭り」をモチーフに夏を表現していますね!

ベースカラーは水色や青のブルー系で夏の夜空を表現してますね。文字は白で薄くならないように調整してて読みやすいですね。メインカラーはビールの黄色で、それに合わせて下の帯も近い色の茶系でまとめています。アクセントカラーがオレンジでしょうか。

ビールの写真が一番目立つようにした配色でまとまっていると思います。

全体が青で涼しげなイメージに魅かれます。色のコントラストが少なく渋いデザインですね。すごく大人なイメージです。夏の果物としてさくらんぼを載せていますが、どちらかと言えば涼しさのほうが伝わるような気がします。

さくらんぼって、夏のイメージあるのでしょうか。私の実家にはさくらんぼの木があったので夏というイメージがかろうじてありますが、パフェの上に乗っかていたり、ゼリーの中に入っていたりと年中出くわすことのある果物でもあるので意外と夏のイメージってないような気もします。そう考えると、なんかわかる人にはわかる季語みたいな感じで入れるのも面白いですね。なんて思いました。

また、メインキャッチの色も青の濃い部分と合わせて調和させてますね。自分なら目立たせるために白にしてしまいそうです。

ベースは青で波模様にして海を表現していますね。

フォントは極太で、色合いは彩度が低めでなんだかレトロな感じがしました。緑と紫の意味はわからないですが、トーンは赤緑紫で大体揃えていてまとまってますね!白い部分は隣の色との境界線としても機能するので文字が立体的に見えて可読性のアップにも繋がります。

こういったデザインは、ほんとにセンスを感じますね。。私にはなかなか思いつかないアイディアです。

こちらもレトロ風な色合いと加工がされています。

夏とレトロと言うのはこうしてみるととても相性がいいように感じます。お盆に親の実家の田舎に帰省すると言うイメージからそう言うデザインが合うのでしょうか。そう考えると、世代と共にイメージが変わるので、こういうデザインが夏って思われるのはあと2、3世代くらいなのかなぁ。、なんだかはかないですね。。

ハンド扇風機がイメージなので夏を、風を感じますね!

こちらも青ベースのデザインで、フォントは細めの白です。サブキャッチ的な部分を手書き風のフォントを入れることで爽やかさと、なんか青春の1ページみたいな感じもしますね。

今は学生とかが扇風機を持ち歩いているので、そこをターゲットとしてしっかり意識しているのでしょうか。

これは透明感のあるブルーとレモン色で構成されていますね。レモン色も夏のイメージに相性が良いですね!

アクセントカラーに写真の海老に合わせてピンク色が使われていますね。料理には暖色が入ってると美味しそうに感じます!

こちらもブルーベースに、イエロー系の写真をメインカラーとして構成されているデザインだと思います。もうひとアクセントあるとより夏らしいイメージにできそうですが、色合いで夏って感じを出すことができますね。

左のポスターの太陽のデザインが個人的にグッと来ました!

こちらもブルーベースのイエローがメインカラーですが、周りに彩度の高いイラストを配置することで全体のメリハリが出ててまとまりがでていますね。

夜空というのも落ち着いた大人な夏のイメージですね。高級感のあるフォントもなんだかロマンチックな雰囲気を伝わってきてステキです。

ポッキーの広告は、氷のイラストを入れるだけで夏っぽさが出るのは面白いですね。イラストの力というのはそれだけでイメージを固定できるので強力です。

こちらは2分割のデザインで、左が赤系で辛さアピール。不思議と夏!って感じます!右は水滴を文字に入れることで冷たさを表現しています。

けっこう暖色系で夏を表現するポスターが少なかったので、パシャリ。

まとめ

「夏っぽい」デザインは、全体的に青ベースに白とか黄色のフォントを入れているものが多かったです。辛さや熱さを訴求するなら、あえて赤系でガッツリ行くのもありですね!

それと今回デザイン探索して、思ったよりも季節に合わせたデザインというのは少ないように感じました。たしかにあらゆるデザインで夏をアピールしたら、なんだか暑苦しい気もしますね。

例えばイベントなどのイメージであれば、メインのビジュアルだけ夏イメージにして、それに紐付くデザインは汎用イメージで、ワンポイントでメインビジュアルのマークを入れるなどする方が全体としてまとまりますし、デザイン変更のコストも削減できて、何より煩くないのかもしれません。

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